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26:ひな祭り/春分
ひな祭り

別名上巳(じょうし)の節句。桃の節句。
昔は三月の第一番目の"巳の日"を「上巳」と言って禊をしていた習慣がありました。
その発祥は中国魏の時代。日本では平安時代に取り入れられた宮中儀礼らしい。
現代では「雛祭り」として女性、とくに女子の幸福&成長を祈願する雛遊びになっていますが、武具や弓矢で遊ぶ男子の祝行事もあって、必ずしも女性の節句ではありませんでした。また、三月三日は"ちょうさん"(三が重なる)となり大変お目出度いので、三月三日を上巳にしたとされています。
もともと雛は、自分の姿を写すために藁や草の蔓で作った人形、或いは人型の和紙。
家族や自分自身の健康祈願や祓えの時、自分の体をこの人形で撫でて身の穢れや禍を移し、海や川に流したのです。
この様に藁や、粗末な着物の端切れで作っていた粗末な雛も、平安時代になると華やかに装飾され、時代が経つにしたがって徐々に凝った人形に変貌してゆきます。
江戸時代には五節句の一つに定められて、あげくは将軍家の人形師まで登場することに。
今日では家紋の付いた立派な段飾り雛になってきました。
またこの時期、人形を白木の船に納めて海や川に流す「流し雛」や、藁で作った船に菱餅やあられを載せて川に流す習慣もあります。
ところで、上巳の節句で欠かせないのが、桃酒(後に白酒に)です。
秋の「菊酒」に対し、春は「桃酒」があります。
古代中国では、桃には邪気を祓う霊力が宿っていると信じられていて、桃の実を食べて3千年も生きた西王母の神話や、イザナギノ尊が黄泉の国から逃げ帰る時、醜女に変化した鬼神に桃の実を投げて難を逃れたと言った日本神話もあるほど。
かつては杯に桃の花を浮かせて飲む風習がありましたが、後に白酒に変わり、これを飲むことで体の中に潜む邪気を祓う。桃酒はそんな信仰に基づいた風習なのです。


春分

二十四節気の一つ。
太陽の中心が春分点に達した時で、昼と夜の長さが等しい時を言います。
中国の古書には"日夜分し"とあるそうで、太陽暦では大体3月21日ごろ。
春分の日は国民の祝日で神道では春季皇霊祭。仏教では春の彼岸のお中日に当たります。この頃は冬の気も去り、農作業を始める大切な時期。春の訪れに感謝し自然を讃える日でもあります。
二十四節気:古代中国で用いられて季節区分法。陰暦では太陽の運行により、気候の変化を知る為に365日を均等に分けるシステムが用いられた。さらに、季節の循環を詳細に知るために三候に分け、一年で七十二候が計測され、暦に登場したのです。

つまり、「うるう」は季節と暦とを調整するために設けた暦日や暦月のことなのです。

井上象英
観象学講究総本部代表・京都比叡山赤山禅院鑑定士
17才で観象学人(易道観象派宗家)の門下生となり、暦法と神道学を修める
後に易学・気学・姓名学・墓相学及び風水学鑑定士資格取得す
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