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爽快倶楽部編集部


平成23年2月1日
わがまま
今月は、これが書きたいというものがない。また、書かねばならぬということもない。政治も経済も社会についても、あまりにバカバカしくて書く気にならない。
ということで、私事について少し書こうと思う。小生、2年ほど前からロック・バンドをやっている。メンバーは40代半ばから60代後半まで、男女の混成である。バンドを始めてから5回ほど人前で演奏する機会に恵まれた。結果は、当初は惨憺たるものだったがk、最近は、まあそれなりと言えるかもしれない。
ところで始めた理由だが、特にこれと云った理由がない。いつも昼飯を食べにいく寿司屋のおやじがバンドをやっていて、バンドも楽しいかもしれない・・・そうした軽い動機だった。たしかに、やってみると楽しかった。人前で演奏すること、演奏が終わって拍手をもらうこと、それらのことが新鮮で楽しかった。が、最近、どういうことか余り楽しくなくなってきた。それなりに演奏する、まあ、大概のことはできる。目標であった人前で演奏するということが達成された今、何か目標を失ったような気がする。正直、あまり楽しくないのである。同じ音楽スタジオを利用している「おやじバンド倶楽部」という人々がいるが、彼らは「ベンチャーズ」専門のバンドであり、いかにベンチャーズそっくりに演奏するかを楽しんでいる。見るからに楽しそうなのである。この意味で考えると自分は本当はあまりバンドで演奏するということが好きではないのかもしれない。アマチュア・バンドの目標として、もっとうまくなりたいというのがあるが、自分にとってはうまくなったから、どうというのだと思ってしまう。自分はロックバンドをやっているが、音楽としては歌謡曲もクラシックもジャズも好きでよく聞く。とくにクラシックを聞いたとき、たとえばベルリンフィルの演奏を聞いたときはなどは、その美しさにほれぼれする。同時に自分がバンドでやっている音楽がどれほど幼稚かと幻滅してしまう。人は比べるべき相手を間違えているというかもしれないが、どうしても音楽として比べてします。ひょっとして自分は指揮者になりたいのかもしれない。もちろん、法外な夢のまた夢だとはわかっているが、そう思うときがある。
まあ、とりとめのないことを書いてしょまったが、要は自分のわがままにちがいない。
爽快倶楽部 編集長 伊藤秀雄




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