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爽快倶楽部編集部


平成23年1月1日
百官
新年 明けまして おめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。
百官とは中国漢代の官僚制度であり、古代日本においても推古朝には、十七条憲法に「四曰 群卿百寮・・・」とあるようにその制度の萌芽が見られます。大化の改新、浄御原令、大宝令を経て、より整備されていきますが、国を統治するための中央集権制、その行政を担うものとして百官、この系譜は現代においても、日本の中央官庁の官僚として命脈を保っています。
戦後復興を担い高度成長によって日本を世界第2位の経済大国にした自民党の功績は大なるものがありました。が、この政治は裏側から見れば官僚達の行政手腕によるところであったことは周知の事実です。高度成長から停滞へ、そして安定へ世界環境が大きく変わろうとしている時、国民が新たに選んだのは民主党を中心とする政権でした。その政権が今、失望の中で瓦解しようとしています。反自民党として掲げた脱官僚が機能せず、政治が行政機構を統括できないという現実に直面し、多くの新政策が棚ざらしになっています。政治家と官僚、言葉を変えれば国民と官僚のせめぎ合い、これが、現在の政治の停滞の実態です。千数百年も続いてきた官僚制度、これを突破するには並々ならぬリダーシップをもった指導者が必要です。鳩山、菅と続いた民主党政権、彼らに果たしてこのリーダーシップを期待できるでしょうか。恐らくは、現在、政治と金の問題で窮地に立っている小沢氏の他に与野党を見回しても、そのリーダーシップを期待できる政治家は見当たらない・・・これが現実であり、日本の政治の貧困です。
新生、日本のニューリーダーの登場を願ってやみません。
爽快倶楽部 編集長 伊藤秀雄




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